2026 Release Wave 1で各種ページに”説明2”フィールドを定義する機能が追加されましたので、今回はPreview版で機能を調査した結果を紹介します。品目や受発注の明細行などで”説明2”を機能は従来からありましたが、今回の新機能は対象のテーブルやページが拡大されました。
新機能のソースはこちら:さまざまなページに [説明 2] フィールドを追加して、より多くの分析情報を得る | Microsoft Learn
では実際に見ていきましょう。まずは公式文書で追加された対象ページを確認します。全て生産管理に関するページに説明2フィールドが追加されていることがわかります。

別の角度から見てみましょう。ページではなく、テーブル項目に”Description2”(説明2)がV28から追加されたテーブルの一覧です。全部で9テーブルに追加されています。

参考までに、V27時点で”Description2”(説明2)を持っているテーブルの一覧の一部です。全部表示しきれていないですが、フィルタして数えたところ88個ありました。受発注伝票や棚卸伝票、在庫移動伝票、アレンブリーオーダーなど、ロジ系の伝票明細で多くもている印象です。今回追加されたのは生産管理系の明細テーブルなので、これまでの流れを汲んで拡張したことがわかります。

では画面のほうを見ていきましょう。ページ番号をURLに入力すると直接開くことができます。Ctrl+Alt+F1でページ検査モードにします。”Description”でキーワード検索すると、”Description”と”Description2”が見つかります。(ライン部分をクリックしてオレンジ枠を表示させる必要があることに注意。ヘッダーにフォーカスされていると表示されません。)

V27の同じページを見てみます。”Description”はありますが、”Description2”は存在しません。V28で項目追加された、ということです。そしてページ検査モードで見ると、このページ(正確にはフォーカスしているラインタブのサブフォームページ)のソースとなるテーブルを確認できます。”9900772:Production BOM Line”テーブルで、これは冒頭に載せた”V28でDescriptionが追加されたテーブル”のExcelに含まれているテーブルです。

V28で”Description2”が追加された他のページもすべて確認しましたが、対応するテーブルはV28で”Description2”が追加されたテーブルでした。(一つくらいは”V27時点でDescription2がテーブル項目として存在していたがページに表示されていなかったのでページの表示項目として追加した”みたいなページがあるかと思ったんですけどね。)

さて、ページ検査モードでは”Description2”の存在を確認できましたが、実際の画面ではまだ見れていません。実は既定では非表示になっているのでパーソナライズ機能で画面表示項目に追加する必要があります。いつものように歯車アイコンから”Personalize”を選択。

Description2を検索してドラッグアンドドロップで明細部分に追加します。

このように表示項目として追加され、入力もできるようになりました。

品目マスタで”Description2”を設定し、、

Production BOMのラインに品目を指定すると、品目マスタのDescription2が読み込まれます。

説明2(Description2)は名前が示す通り用途を限定してない汎用的なテキスト品目です。得意先や仕入先には説明を見せつつ、補足的な情報を説明2に持たせつつ内部的な伝票で表示する、というような使い方ができると思います。今回。説明2が追加された生産管理系のページは内部向けの伝票画面が多いので、これまでわざわざテーブル項目&ページ項目&帳票項目追加のカスタマイズしてきたものが帳票のカスタマイズだけに減らせる可能性があります。よい正常進化だと思います。
皆さんもぜひ試してみてください。